照明器具メーカー

自分の知っている範疇で。デザイナーブランド系(例:ヤマギワ)は含まず。
家電、電機系からそっち方面に参入したメーカーとして、松下、東芝、日立、三菱、NEC、三洋*1、シャープ*2
照明器具専門メーカーとして、オーデリック(旧:OHYAMA/オーヤマ照明)、大光(ダイコー/DAIKO)、小泉(ヒカリ)、タキズミ、丸善電機(ラッキー)、山田照明、他。
施設照明専門として、岩崎電気(EYE/アイ)、遠藤照明(ENDO)他。


専門系メーカーに関しては地域差があって、例えばオーデリックは都内に本社があることもあって、関東地方で根強い。関西のほうでは、ダイコーがシェアを持ってる。ちなみに、関東地方でダイコーの照明器具は全然見かけない。


さらに分類すれば、NEC、三洋、小泉、タキズミ、ラッキー辺りは量販店中心の売り方をしているし、逆にオーデリック、ダイコー辺りは工事店中心。
松下、東芝の場合も、量販店モデルと工事店モデルが別れていて、量販店モデルは中国製で定価も安く、造りも華奢(概念としては「家電」)に対し、工事店モデルは日本製で、定価は高いけど造りはしっかりしている(概念としては「設備」)。




今回、諸事情で小泉の照明器具を売ることになったわけで。カタログを見てみたけど、デザインは結構垢抜けてると思う。比較的若い客層や女性には勧めやすいかもしれないが。
でも、何か信用のおけないイメージがあって、自分的には不安だったりする。照明関係は、電工、東芝、オーデリック辺りが安心できるイメージなんだが、小泉は後発で、しかも家具から派生して照明を扱うようになった、というメーカー。後発とは言えども、50年ほどの歴史もあるし、自社工場で自社生産、自社開発しているらしく、力も入っているみたいだが。

そりゃあ、自分だってお客さんには「メーカーのイメージで製品を選ばないほうが・・・」「ナショナルだから良い、と言うこともありませんし、サンヨーだからすぐ壊れるなんてことも一概に言えませんよ」とは言ってるけど。


でも自分、照明を工事する身(1/4人前だけど)としてはやっぱり、永く満足に使ってもらいたいと思っているわけで、その点、堅実な品定めをする方向がある。



とは言っても今回の小泉の照明、在庫処分だからなぁ・・・

余談だが父親の場合、人間が古いもので、小泉照明のことを「ヒカリ」と呼んでたりする。何というか、INAXを「伊奈」って呼ぶのと同類だが。

*1:家庭用照明をわずかに手がけるほか、「カドニカ」を活かして誘導灯、非常灯も少々。

*2:家庭用照明をほんの少々。現在は撤退。