ニトリで思った。

照明器具。顧客が求めているのは「デザイン」と「価格」なのだ、と。

多くの顧客が、量販店で見た照明器具の価格に見慣れており、我々小売店工事店で工事、見積もりを依頼して出てきた金額を見て「高い」と思うかも知れない。しかし実際のところ、量販店向けのものと工事店向けのものは製品自体が別物で、品質、耐久性も段違いなわけで。値段にはそれなりに「わけ」がある。


ニトリの照明器具を見てきたが、一応、PSEマークは「ニトリ」名義で取得している模様。電気部品の造りは粗く、松下、東芝等の工事店向け器具とは比にならない。
しかし、ぱっと見のデザインは良いし、嫌味もない。価格も手頃。対して、我々が扱う工事店向けの照明器具は、高品質だがデザイン重視でもなく、価格も高い。つまり、「ぱっと見」の訴求力に欠けるという。

でも実際現場に出ると「ムシベール」という機能は飛び道具として十分使えたりもしたが。


電気、照明系メーカーのものとなると、やっぱり頭か硬いというか、デザインは微妙。ただ「照らす」道具でしかないような印象*1
それに対してインテリア系ブランドの照明器具は、デザインが柔軟でお洒落。写真を見たり、


以下記事消失のため、同等内容を記す。


ショールームで実物を見ていると、欲しくなるし、付けたくなる。

でも個人的には、顧客には安心して、安全な照明器具を長く使って欲しいから、高品質な工事店仕様の器具を最適な施工で提供したい所。

*1:それでも、ツボを押さえた機種選定や配置でかなりの照明演出が可能だが。