来たけど。

頼んでいたカタログがかなり来た。松下ビューティ・トワレ、松下電工トイレ設備、東芝松下電工インターホン、その他。残るは、日立ファミレットと東芝温水洗浄便座、アイホン。少なくとも金曜日までは全部揃って欲しい所。


やはり、ページを印刷して持っていくよりも、きれいに印刷されたカタログの方が訴求力があるよね。父の場合、この手の仕事はやる気がなく、平気で数年前のカタログを持っていき、顧客からも「こいつに頼んでもろくに相談すら乗らないだろう」と見られてるのか、殆ど「適当なのでいいよ。」状態だったらしい。

父が「あそこは『お任せ』でやりにくい」と言っていた客でも、俺に対してはすごくしっかり意見を伝えてくれたし、カタログ片手に話し合って、しっかり機種を決め、満足してもらうことができた。俺が「全然『お任せ』じゃないじゃん。凄くやりやすかったよ・・・?」と言ったら、驚いてたっけ。


この前のインターホンのお客さんも、住職に「全部あんちゃんがやってったよ」と話したようで、父、その点、かなり住職に言われたらしい。他の現場でも、顧客には馬鹿にされているようで、どこの現場に行っても、そういう感じがひしひしと伝わってきた。俺はそれほど馬鹿にされないんだけどね。で、現場から引き上げる前に必ずお客さんが言うことがある「次もあんちゃん、頼んだよ」とか。俺のキャラが良いのかな。それとも父が馬鹿にされてるのか。



そりゃあ、テレビのチャンネル設定を説明書片手にやってたり、メーカーのサービスに電話して聞きながらやってたら、顧客にも疑われるだろうが。あと、あれだ。インターホンのお客さんの所で「最近のは録画機能付きもあるんですよ」と説明していたら、「お、テープ入ってるのか」とか。これは恥ずかしかった。自分、そこで「すみません。父の場合、時代的にガチャガチャ回すタイプのテレビなんですよ。」と、笑いを取って誤魔化したが。



自分の場合、どうやら、この手の仕事をし、お客さんとの対話をしているときが一番。自分が自分になれるし、生きがいを見いだすことができるし、輝けるような気がする次第。とは言っても、それなりに知識、技術のある分野じゃないと厳しいな。


温水洗浄便座

松下、東芝、日立の3社。

父は「日立の洗浄便座なんて聞いたことないなぁ」とは言っていたが、一応出している。日立化成「ファミレット」。ジャニス工業、積水、ネポン等にもOEMしている。どちらかというと家電よりも住設寄りな製品なので、品質、耐久性の面では松下より上かも知れない。でも機能的には「華」がないし、価格的訴求力も低い。デザインも垢抜けてないし、何せ「日立」じゃあブランドイメージも微妙な感じ。売りにくそう。

東芝。派手なプロモーションはしていないけど、価格訴求力は抜群。とは言え、この低価格は韓国のサムスン電子からOEM供給を受けることで実現しているもの。韓国製なので当然、低品質で質感も劣る。正直、売った後が怖い代物。カタログ、持っていきたくないかも。値段的には凄く売りやすそうだけど。


松下の場合、「『使うときだけ瞬間ON♪』で、おしりにもお財布にも地球にも優しい洗浄便座です。」とか言ってアピールできそうだし、何せ松下、デザインも機能もカタログの造りも巧く、商品力は抜群。売りやすそう。だけどやっぱり「家電」として作ってる感じだから、2〜3年後、トラブルは若干ありそうな気がする。



ふと思いついたんだが、住職となると、やはり当然、正座で結構な時間、お経を唱えてるわけだよね。それだったらこういう文句が使えるな。
「やっぱり正座で長く拝んでるとおしりは辛いですよね。だからこそ住職には最適な品だと思いますが・・・」

  • インターホン

まだ電工と東芝しか来てないけど。東芝の奴は正直売る予定じゃない。
電工は悪く無さそう。松下電器のほうは静止画でした録画できないんだが、電工の奴は動画で録画できる(SDカード使用)。でもやっぱり、あそこの家だと「どこでもドアホン」のほうが売りやすいかな。