インテリアのデザイン。

自分はどうやら、ドイツ車のインパネは好みなのが多いようで。全てに機能美を感じさせる、合理的な配置とデザイン。
また、フランス車的なバタ臭さも好感が持てる。XM以前のシトロエンの「ぶっ飛び具合」は堪らない。ボビンメーターのBXなんか最高よ。
上質な本木目とレザーをふんだんに使った、ジャガー的な「もてなし」感も素晴らしいと思う。


欧州かぶれ、だな、俺。しかも、どれも狙い所が全然違う。


話が変わるが、この前から、大嫌いだったワインレッドの内装がえらく格好良く見えるようになったが。ダークブルーとかも良いな。


許せないのは、どう見てもプラスチック、な質感の木目調パネル。一頃軽く流行った「なんとかクラシック」は、身体が受け付けない。様になる質感の木目を、品良く使う程度ならともかく、どう考えてもウッドでは作れない形状の部品がウッド調だったり、張ってある面積が広すぎたりすると、ね。安っぽさを助長させるだけ。シルバー色のパネルも、あまり好きではない。


ちなみに例のタウンエースの内装だが、やはりバブル期の作品であるが故、質感は結構高いようで。とは言え貨物車だが。