宅内通信網大改修計画

学生生活も、あと1年。暇なのも、あと1年。
その間に、家の中の気になっている部分を改修しようと思っている次第。築22年、いよいよ各設備が痛んできた。
例としては、
・洗面所のリフォーム
緩くなった床を張り替え、化粧台も交換し、カウンターを新設。防水パンも設置できれば望ましいか。
これは結構急ぎの課題。


・自室の床張り替え
畳がボロボロなので、フローリング化??
しかし予算が・・・


・自室の照明
現状、昔の吊り下げ蛍光灯のみ。ちょいと暗い。ダウンライトと調光器を付けたり、常夜灯を付けたりしたいが・・・予算が・・・




これ以外にも、以前からの分としては給湯器の交換とか、トイレの水漏れ改修+洗浄便座の入れ替えもあったんだけど、すでに実行済み。






で、その一環として、通信網大改修計画。通信網なんて難しく言っているが、要は電話回線を核にして、LANとドアホンの兼ね合い。
現状、すごく複雑になっていて、ファクシミリ2台を自動転換機で接続しているものの、受信が2カ所になっていて煩雑な上、転送もうまくいかず、大変面倒。電話機も故障続きで、ここ数年、落ち着いたためしがない。
さらに、ドアホン(平成8年設置?)も調子が良くなく、時々鳴らなかったりする。

LANは、現状パソコンが2台あって、屋外に隙間用ケーブルを回して窓から2階の自分の部屋に持ってきているんだけど、このケーブルも寿命で、接続が最近不安定。ついでにこれから、父親の仕事場にパソコンを設置、ネットに接続する予定もあって、LANの見直しも必要になった。



そこで最初に考えたのは、家庭用交換機(ホームPBX)という装置を設置する方法。この装置、かつてはいろいろなメーカーから発売されていて、商品名は、テレドアミィ、ハウディステーション、ホームターミナルなどと付いていた品。要は、標準電話を複数台接続して、親子電話、内線電話として使うことができるわけで。

でも最近、家庭用としてはコードレス電話機が普及してきて、この商品は、10年程度前に絶版。ついでに、バブル期に流行っていた「ホームテレホン」に比べると操作性に難があったりしたせいか、あまり売れていなかった。調べてみると、今となっては入手困難。




何となくヤフオクとかを覗いてみると、中古の「ビジネスホン」が非常にお安い。おそらく、事務所や店舗の倒産処分品。普通に買うと非常に高い品物で、電話機2台で20万(!)くらいする品物なんだが・・・
業務用故に丈夫で使い勝手も良いし、長く使える品物。ただし問題は、一般人は説明書を入手することが無理に等しいのと、配線、設置、設定に手間と資格が必要な点。うちの場合、有資格者がいるし、一応は業者。だからまったく無問題。
部品や資料の入手を考慮すると、パナソニック、日立、東芝などの電気系メーカーになるが、東芝はシェアが少なく、端末機を追加するとなると苦労するのでパスし、松下か日立にしようと思ったら、父親曰く「岩通なら大丈夫」とのことで、岩通も急遽候補に浮上。

その実、パナソニックと岩通は電話機の開発で提携しており、主装置がピッタリ同じデザインだったり、ユニットの基板が酷似していたりするが・・・互換性は不明。



電話とドアホンはビジネスホンに結集させて、同時にLAN配線の引き回しを行って、憧れの埋め込みLAN配線。
今回少し資金がかかっても、長く使うことを考えればむしろ安いと思う。