40年前からやってきた。


三洋電機の「カドニカライト」という商品。簡単に言えば、充電式の懐中電灯。

このモデルは、昭和40年発売以来のロングセラー。どうやら、三洋が二次電池「カドニカ」を開発して、最初に載せた商品らしい。16時間充電、50分使用というスペックまでも40年前のままなのは、ご愛敬。

個人的に「良いものは変わらない」と思っているので、ロングセラー、という点だけで衝動買いしたようなもの。丁度、仕事用の手頃なライトも欲しいと思っていたもので。


届いてみて、パッケージを開けた第一印象は、写真で見る以上にスタイリッシュな、40年前とは思えないほどのデザイン。懐中電灯ひとつに、ここまで格好良さを感じるとは思いもしなかった。伊達にGマークを取得していないね。
サイズは、カタログの写真で見ると判りにくく、自分ももう少し大きいと思っていたので、指標として、上のような写真を撮った。かなり小さい。ポケットサイズ。


完全に充電した状態で確認していないんだけども、想像よりも明るくて実用的。仕事用には丁度良いや。
<後日談>  ライトマニアの方のために、判りやすい指標を用いて明るさ比較をしようかと。フル充電時の性能は、手元にあった「ミニマグライトAA」とほぼ互角、という印象。若干、ミニマグに分があるかな。サイズ、そして、40年前の仕様であることを考えれば、かなりの高性能では?


にしても、コンセントに挿している状態まで絵になる、このデザイン。素晴らしい。写真だと伝わりにくいのだが。