Wooo

日立のテレビ受像器。

昭和45年頃?

輝度を高めるために希土類発光体を使っているから、キドカラー。ポンと引けば*1パッと点くから、ポンパ。由来は日本語なわけで。
昔の日立は技術的だったと思う。デザインがいまいち垢抜けてないのは、昔からの伝統?

右下の鳥は、「ポンパくん」。


昔から、テレビの高級機種は、「インチ数x10,000±20,000円」程度。今の薄型テレビも同じ。しかし物価を考えれば、この当時のほうが格段に、「テレビを一台買う」ことに「重み」があった筈で。

だからこそ、デザインやネーミングで豪華さを強調して「高雄」とか「名門」と。このキドカラーだって、右の奴はなかなかゴージャスで。昭和40年代的「ゴージャス」を具現化した応接間、に、ジャストフィットな感じ。


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*1:昔のテレビのスイッチは、ノブを「引く」ことで映像が映った。ついでに、そのノブを回せば音量。