症候群、ではない。
何せ夏休みである。サザエさん症候群なんてあり得ぬ話。
昨日、「サザエさん」を見ていて思った。
「磯野さん家は2011年以降もユニカラー名門*1なのか？」
確か以前、こういう噂を耳にしたことがある。かつて「サザエさん」の劇中には、東芝の最新家電が登場していた。しかし「日本の家庭に普通にある家電」のイメージにそぐわない、ということで、途中で止まった、と。
しかしである。今現在、居間に家具調テレビがあって、廊下に黒電話が置いてある家庭は日本にどれほどあるのだろうか。
しかし、デジタル化。どうあがいても、「名門」は過去の存在。必然的に「REGZA」への買い換えを余儀なくされる磯野家。今まで、「プリマージュ」も「バスーカ」も「FACE」もスルーしてきた磯野家、である。
想像していただきたい。磯野家の、家族で囲む食卓の傍らに「REGZA」と「VARDIA」が置かれた様子を。未だに、黒電話、家具調テレビ、瞬間湯沸かし器を使っていて、洗面所には緑色の「シャワーリンス銀河*2」が置かれた、あの磯野家。そこに「REGZA」なんて大事件ではないか。
「磯野家、テレビを買い換える」なんてやったりして。
波平さんを中心に、東芝のテレビのカタログを交えて家族会議。「料理番組を録画したいからハードディスク付がいいわ！」なんて言い出すサザエさんとフネさん。
お馴染みの東芝ストアーの電気屋さんが、トラックに「REGZA」を積んでやってくる。そして、ドナドナされる「ユニカラー名門」。
「カツオ！テレビばっかり見てないで勉強しなさい！」と怒り出す波平。
