折り合いが付かない。

照明の仕事が一件入ったが・・・



量販店で売っていた器具と同じ奴を同じくらいの値段で、とか、厄介なお話。「ジャスコで1万2千円くらいで売ってる丸い奴」ということで、仕方がないのでジャスコに問い合わせてメーカー名、品番を確認。顧客を装い、極力専門用語を使わずに、「天井にぺたっと付ける丸い蛍光灯の電気」などとボケつつ。



NEC製。うちの場合、NECの照明は扱わないんだけど、NECのカタログに載っている蛍光灯の技術資料が面白そうだったので、カタログが手もとにあった。そこから、定価を確認。

安い。多分、量販店向けのモデルなんだろうが、松下電工東芝の同等品(工事店向け)と比較して、1万数千円ほど違う価格。こりゃあ客も騙されるわけだ。





方や「家電」という概念で、お客が引っかけシーリングにカチャッと付けて5年で買い換え、方や「設備」として、電気工事店が然るべき施工をして、10年は使っていただく、という。


量販店の値段と小売店の価格を単純比較すれば一目瞭然の差があるけど、それ相応の内容差もあるわけで、念頭においていただきたい。