馬鹿かと。

レクサス、の場合、「トヨタ」ブランドとは別物、感を出そうとして頑張ってはいるけど、実のところ、トヨタと同レベルに見られちゃってるし、国産高級車としてなかなかのネームバリューを誇った「セルシオ」を辞めてしまった所が何とも。
それでもLSはかなり売れているみたいで、結構街中で見かけるようになったが。約20年続いてきた「セルシオらしさ」も健在だし、「レクサスらしさ」もあり、そのうえ「タダモノじゃない感」漂うエクステリアはなかなか秀逸。目を奪われる。


現在、お世辞にも成功しているとは言い違いレクサスだが。そんなレクサスから、こんなものが出た。


http://www.au.kddi.com/manual/w44t3/index.html






トヨタはある意味「判ってる」メーカーなわけで、高級感の出し方は実に巧いというか。例えば日産だと、マーチからエルグランドまでウィンカーのスイッチやドアロックの取っ手が共通だったりして、下級車種から乗り換えても「せっかく買い換えたのに・・・」感が漂うのに対し、トヨタは、そういう部分で露骨に上質感を演出して、見えないところで思いっきりコストダウンするってわけ。もちろん、有る程度乗り味的にも差別化してある分、例えばカローラからマークIIに買い換えたりしたら、感動は格別。

そんなトヨタ、らしくないというか。何でレクサスまで一緒にしちゃうんでしょうか??と。


正直、「TiMO」ことW44TIIとの違いが、この写真だと判らない。色はちょっと違うみたいだし、「LEXUS」ロゴが入っているのは当然の話。「レクサスメニュー」なるものも付いているようで。

だが、それにしても、あまりに差がなさ過ぎると思うのは俺だけか。これ如きに「レクサス」の名を奢るなんて、レクサス的にブランドイメージが下がるのでは?と思うんだがなぁ。