一連の不二家事件に対するバブル生まれの見解

以前、そういう感じの現場に携わった自分として、思っていること。
「賞味期限なんか、有って無いようなもの」「腹を壊すくらいなら、死なないだけ運がいいほう」食品たるもの、このくらいの覚悟をして食べなくてはならない、と思う次第。特に怖いのは、加工品。何せ見えないわけで、いくらでも「はったり」が利く。シュークリームもプリンも。

生の野菜ですら、腐ったものは半分だけ加工品、とか、外が腐っても剥いて並べられちゃうキャベツとか、カビが生えてもティッシュでさっと拭いてビニールで包んじゃえば見えないでしょ、と店頭に出していたブドウなど、なわけだし。

そもそも、食材の安全性なんて口に入れてみなくちゃ判らないわけで、どんな清潔な工場で作っていようが、どんなに鮮度の高い原材料を使用していようが、賞味期限内だろうが、安心はできない。


ここで俺が保健所等に漏らせば、あのスーパーは雪印乳業不二家のようなことになるであろうが。




問題がひとつ。「カントリーマアム」と「ミルキー」。特に前者は、不二家の製品と意識することなく、結構好きでよく食べていたんだが。もう食べられないのか。
後者の場合、部活で話題になっていたりした。女子達の間で。「あれ好きだったんだけどなぁ」と。自分も時々、そういうのを頂戴していたわけだが、それがとても印象的なわけで、寂しいというか。


また「ペコちゃん」というキャラも、実に勿体ないと言える。企業系のキャラで、あれほどまでに親しまれたものってないんじゃないか、と思うんだが。


自分的には、おそらく、不二家が潰れた場合、この辺の特許や版権、肖像権、意匠権等が他の製菓メーカーに譲渡され、じきに「カントリーマアム」や「ミルキー」「LOOK」が他社製品として登場し、「ペコちゃん」も他社のキャラとなるのではないか、と思っているが。