代わりのつもりだが。

居間で母親がメインに使っているテレビ。ビクターのAV-28AD1。実は昨年末に突如故障。全ソースの映像が出ない、という。購入から5年、正直まだまだ使えるし、一応デジタルハイビジョン対応。デジタル化までは使いたい所。修理予定。
俺自身としては、リモコンの反応が悪いのと、色はいいけどどうもデジタル臭さのある画調で、あんまり好きではないテレビだった。ゴーストリダクションは効果的だったが。


とりあえず、予備として保管してあった松下のTH-19B1を居間に置くことに。こいつ、年代的にはもう20年経つし、ブラウン管も結構使い込まれている感じだけど、何気にまだそれなりに映るので、予備役として使用中。「National」ロゴの可愛い奴。

「映りがあんまり良くない」「二カ国語が聞けない」と不満も出たが、代替品なので仕方ない。



しかし、そこで一台、あるテレビが入ってきた。ソニーのKV-21DA55。


2002年製。コストダウンしましたよ、と語りかけてくるような造りだが、使用時間が短いようで、美品。また、俺の部屋で使っているKV-25ST12と比べ、若干改良されていたりする。ST12の場合、コストダウンのし過ぎで入力が2系統のみ(出力なし)、サラウンド、音質設定なし、オフタイマー時間設定不可、オンタイマーなし、なのに何故か時計付き、という寂しい内容なのに対し、DA55では、入力3系統+D1端子2系統+プレステ用AVマルチ1系統(出力1系統)、サラウンド2種類にバス、トレブル、バランス、オフタイマーの時間設定可、と、大幅にグレードアップ。オンタイマーは相変わらずないし、時計も省かれたが。

省きすぎて不評だったのかな。自分自身、入力が少ない、音の設定が出来ない、は、ST12の最大の不満点だった。この辺、えらく魅力に感じて、自分の部屋に持って来ちゃおうかな、とか思ったが、やっぱりちょっと、いや結構小さくなるし、面倒だから止めることにした。




これを居間にとりあえず置くことにした。



そこは流石にトリニトロン。時々映ることのあるAV-28AD1と同一ソースを映して比較した所、圧倒的にDA55のほうが高画質。色、艶、明るさ、コントラストは文句なし。母曰く「見えなかった映像が見える」と。

また、各方面でも絶賛されているとおり、音質は素晴らしい。その辺のミニコンポより良いんじゃないか、とすら思わせるほど。場合によっては、バブルラジカセと良い勝負かも知れない。CDプレーヤーを繋いで音楽を聴いても良いかも知れない、と思った。