ビクターはかつて


ピアノを製造、販売していた。





ビクター、である。犬印こと、日本ビクター。それも、ヤマハやカワイが作っているのと同じような、ピアノ。電子ピアノ、電子オルガンの類となると、松下の「テクニトーン」とか、DENONの「エレピアン」というのがあるし、ビクターだって「ビクトロン」の名で、要はエレクトーンのようなものを出していたが。

それ以外にも、ピアノ、である。ビクターピアノ。

えっ?とは思ったが、やはり音響屋、ビクター。ラジカセですらこだわりが感じられる音質だったが、そこにはこういう歴史があったとは。確かにピアノ系の音はとっても綺麗だった。



そんなビクター、長年の松下との関係に終止符が打たれようとしている。松下幸之助の「お互い競争関係を持って、お互い成長していこう」という意見で、松下と製品が統合されたりすることはなく、その点、ビクター製品は松下等とは明らかに違う「音響屋」ならではのものがあったのは事実。

今後はどうなるのかよく判らないが、ケンウッドと製品が統合されたりしないか、個人的には不安に感じしていたり。