以前の出来事。

うちで契約しているガス会社から来たお知らせのチラシに、セールの案内があった。よく見てないから内容は忘れたんだけど、確か、給湯器やら湯沸器やらガスファンヒーターやら、載っていた筈。


そこにひとつ、これの紹介があった。



これを見ていた親。

「へぇ、ノーリツって風呂釜の会社でしょ。ウォシュレットまで出してるんだねぇ。」「やっぱりお湯だからかな。」だって。




どう見ても日立のOEMだが。あと、あんまり見ない製品としては、同じくノーリツでエアコンを出していたことをご存じの方は少ないだろう。最近撤退したけど。かつては自社製だった。実機は一度しか見たことがない。

他にも、長府。あの石油ボイラーや給湯器の「CHOFU」がエアコンを作っているわけで。OEMかと思いきや、カタログには「本社工場組立てライン」の紹介もあり、どうやら自社製な模様。ここのエアコンも、実機を見た回数は指で数えられる程度。



おそらく、ガス会社経由での販売ルートがあるのだろう。ガス会社によるリフォームとかもあるみたいだし。

燃焼機器の恐怖

燃焼機器関連の事故って多いよね。父親も言ってた。「正直、ファンヒーターの修理はしたくない。人を殺しかねない。」と。

松下にパロマ一酸化炭素中毒、という点で通ずる。



松下の場合、異様さが感じられるんだが。

例のファンヒーターの事故が発生して、昨年4月頃に「ご愛顧御礼キャンペーン」という名のもとで「闇回収」を行ったのと同時に、それまで積極的に出していた石油、ガス燃焼機器からほぼ完全撤退。

いくら松下が「電器」メーカーで、燃焼機器は関係ない、とは言いながらも、シェア的にもそこそこだったように思う。なのに、だ。


個人的な勘だけど、松下、怖くなったんじゃあなかろうか。人を殺しちゃった後でああいう製品をやるわけにもいかないだろうし。

それとも、ただ単に時代が「オール電化」に流れてきていて、燃焼機器による暖房、給湯よりも、松下自身が得意な電気暖房、電気給湯に専念する、ということか。


かつては一応、東芝、日立、三洋などもガス、石油燃焼機器をカタログに掲載していたんだが、今はどうなんだろうか。三洋なんか、結構やる気のある部類だったみたいだが。東芝と日立はOEM品っぽかったけど。