何を思いだしたか。
「ストリーム」。巷で話題をさらっている。
先代ストリームは成功作とも失敗作とも言えない微妙なモデルだと思う。スッキリとしたデザインで、スポーティーでスタイリッシュ、かつ乗用車的なミニバン、を提案してそこそこ善戦したが、トヨタから「ウィッシュ」が出た途端に売れなくなり、一気に影が薄くなったという悲運さもある。
特に、内外装の質感はウィッシュにやられた。あとは燃費も。
そんな先代も、途中で「ポリシーは、あるか。」なんて語ってみたり。だがそれも虚しく、ウィッシュの陰に隠れ、地味な印象に。
スタイリングは、ディザー広告を見たときに「何かアヴァンシアっぽいんだよなぁ」と思ったんだが、これはおそらく、サイドから見たときのシルエットやグラスエリアに起因されるものじゃないかと。まさかアヴァンシアを意識したデザインだったりして。
というか、アヴァンシア自体「アコードエアロデッキ」の再来を意識したモデルだったし。
立派なオデッセイ顔だが、これ、よく見ると「H」のパターン。次代のホンダ顔になるのではないかと思われる。
しかし、エクステリア的にはそれほどトゲもなく、万人受けは悪くないのではないかと思う。
インテリア。ここはウィッシュと比較して、ストリームに優位があると、個人的に感じる部分。
個人的に、黒の内装というのはあんまり好きではなかったり。シートの汚れは目立たなそうだけど、何か暑苦しいし、狭苦しい感じがする。あと、グレーの内装も嫌い。軽自動車に多いせいか、安っぽい感じが。うちの車では、Y10が黒に近いダークグレー、ワゴンRが薄めのグレー、タウンエースがブラウンなんだが、個人的にはブラウンが一番好き。
だから、ウィッシュの内装はあんまり好きじゃなかったりした。デザインや形状は悪くないんだけど、色が*1。そこでストリームは明るいベージュだ。悪くない。
メカニズム的には、CVTや5AT。ウィッシュに対するアドバンテージか。10/15モード燃費もウィッシュ以上。やはり、相当にウィッシュを意識したのだろうか。実燃費が気になる。また、全車が4輪独立懸架なあたりも、一部グレードがリジットになるウィッシュを意識したのかな。
やはりホンダも相当に悔しかったのか、「打倒ウィッシュ!」な車を出してきた。しかし「2人の7Seater」ってねぇ。2人なら7シーターはいらないと思うぞ。やっぱり7人乗りとは言いつつ、補助席、を主張しているのかな。
ただ個人的な話だが、ホンダとスバルは整備性に難があるような印象があるから、将来車を買うときは敬遠していこうかと思ってたりする。って、スバルはそんなに悪くないか。
父親が言うには「スバル1000なんか、ボンネットに手が入らなかった」とか。