さらに(キレ気味です)

「そういえば、ずいぶん前にこれをテープにダビングした記憶が・・・」
探してみたら、ありましたありました。「井上陽水 GOLDEN BEST 1」と書いた、TDKのCDing2。
「これでまた聴けるぞ!」と、長年冬眠していたのが最近復活した、松下のRQ-SX97Fというラジオ付き録音ヘッドホンステレオで聴いていました。

このヘッドホンステレオ、音質があまりよろしくないのと、妙なトラブルが非常に多いという理由で引退していました。これはヘッドホンステレオ(パナソニックだからウォークマンじゃないですよ)というよりも、スピーカーのないポケットサイズのラジカセといった感じでしょうか。
今回、通学途中にラジオが聴けるという理由で復活しました。通勤ラジオをつけていたおじさんと、MDをつけている高校生に触発されたわけですけど・・・
実際、通学の際はラジオとして至極重宝していました。特に、天気予報が確認できるのがとっても便利。電波の入らない電車内ではテープにも使えるのが魅力です。

とまぁ、それで井上陽水を聴いていたわけです。
突然、「最後のニュース」の曲が狂いました。「あれ、電池切れたかな?」と見てみると全然大丈夫。カセットを出してみて唖然。テープが「ワカメちゃん」になっていたのです。

小さいメカで安定性が低いというのはわかります。だけどねぇ、たった80分のテープを噛むなんて酷いですよ松下さん。みんなが全部、10分の丈夫なテープ(マクセルのJukeBox。これ凄く丈夫です)使っているわけじゃないです。150分のテープを使っている人もいます。

以前も、90分のテープで再生速度が狂ったことがあって、メーカー担当者に「モーターが小さくて回転トルクが低いので、短めのテープを使うようにしてください」と言われました。
だけどねぇ(2回目)、この機械のカタログには「会議録音にも最適!」という文句がありましたよね?30分くらいのテープを何回も入れ替えて、会議を録音する人なんていますか?
普通、90分くらいのテープを使うと思うんですけど・・・しかも、説明書に「再生速度云々」の記述はありません。「薄く安定性が低いので、120分以上のテープのご使用はお控えください」という記述があった記憶はあります。だけど、90分のテープってそんなに薄いですか?

真似下電器産業さん、昔はコブラトップとか傑作をいっぱいやっていましたけど、今じゃクソニーさんが使っているソニータイマーの真似でもしているのでしょうか?
ひどいもんです。