私生活から

高校の件は、本日一般入試が終了しました。
はっきり言って、もう投げてしまったので・・・

私が第一志望として受験した地元の工業高校のお話をしましょう。
当日、やっぱり緊張している私。トイレも近くなるわけです。

その工業高校の校舎は、昭和38年築、今年で42年目。
やっぱり、細部の設計に「昭和」の香りが漂っています。

問題はトイレ。小便器は、最近見かけなくなった「ハイタンク式」の連立洗浄。
昨今は衛生的で節水にも効果的な赤外線センサーの自動水洗が主流ですね。
ハイタンク式は、名前の通り「ハイ」の位置にタンクを設置し、サイフォン現象を利用して、一定時間ごとに複数の便器を自動的に洗浄するという、かつてのパブリックトイレなら主流の洗浄方式です。しかし、小便器を使用するたびに洗浄するというわけではないので、悪臭が発生したり、使用されていなくても一定時間毎に洗浄され水の無駄になるなど、理に適っていない点が結構あり、最近はあまり見かけなくなりました。
時々ありませんか?頭の上に大きなタンクがついていて、いつも、そこから「ジョボジョボ」と音がしているトイレ。

連立洗浄ならまだ良いのです。

私は、驚きました。

昨今のトイレ業界のメーカーは、大抵「TOTO」か「INAX」です。
希に「ASAHI」や「Janis」、古い建物では、怖いことで有名な「ina」があります。

が、便器をふと見ると

「Toyotoki」

昭和の香り漂ういいデザインのロゴでした。東芝の「Toshiba」に近い雰囲気があります。
これは、今よく見かける「TOTO」の、古いロゴマークなのです。

現在のTOTOのマークは、昭和44年に登場したものです。それ以前は「Toyotoki」でした。
http://www.toto.co.jp/tips/2000/09/20.htm
参考までに、Toyotokiは↑の7のマークです。

ご存じでしたでしょうか。「TOTO」は「Toyotoki」の略だったのです。
現在のTOTOの正式な社名は「東陶機器株式会社」、Toyotokiのときの社名は「東洋陶器株式会社」。これを見ても、略であることがお分かりいただけます。

とまぁ、トイレな話題はこれくらいにしておいて・・・