最近の新車を斬ってみましょうか。

日産 ノート

9月に発表されたとき、格好から見てパッソ/ブーンのライバルでもやるのかと思っていました。つまり「ノート プチプチ プチニッサン♪」ってノリかな、と。
でも、排気量からするとライバルじゃないですね。

あれはマーチの男性向けなのでは?
マーチのデザインは見れば見るほど面白いデザインですが、反面女性向けすぎて、男が乗るにはかわいすぎると思います。当初男性向けはキューブで賄うつもりだったみたいですが、それが思ったより上手くいかなくなったのと、ティーダが1500/1800(これってかつてのバイオレット/オースター/スタンザの排気量ですね)で、かつてのサニーよりひとクラス上になってしまったので、それも兼ねて出したのでしょう。

でも、日本で使うには最適な排気量と大きさ、誰が乗っても違和感がなく親しみやすいデザインなど、結構売れる要素はあるんじゃないかと思います。特に地方のディーラーから結構リクエストがあったのかな。

余談をさせてもらいますが、キャッチコピーの「自由自在。日産ノート誕生。」
「自由自在」って言葉を最初に使った日産車は、「ラシーン」なんですが・・・
「自由自在のどこでもドア」ってコピーで、ドラえもんが出てました。10年前に。

ついでに、「SHIFT」というコピーも、平成3年のY32系セドリック/グロリアで「MIND SHIFT」として使われていました。

何か考えているんでしょうか? 旧世代の日産車が好きな私としては「世界の恋人」とか「技術の日産」「Feel the Beat」が復活したらおもしろいですが。

トヨタ ヴィッツ

先代の初期は大ヒットしましたが、末期はすっかり影の薄くなってしまったヴィッツ
初代のキャッチコピーは「21世紀 My Car」、そう、私のHPの名前はこれのパクリです。
今回、6年ぶりのモデルチェンジ。スタイリングは昨今のトヨタ風で、ライトやフロントグリルがちょっとキープコンセプトしていますね。「斬新だけど親しみやすい」という狙いでしょうか。
キャッチコピーは「水と、空気と、ヴィッツ。」要するに「水や空気のように毎日に欠かせないクルマ」ということなのでしょう。

トヨタなので決して売れないということはないと思います。が、私が心配しているのは兄弟車のことです。
先代ヴィッツベースの兄弟車は大変多く、ファンカーゴ、bB、シエンタ、ポルテ、ラウム、プラッツ、イスト、プロボックス/サクシードなど・・・私も把握しきれていません。特に、登場から時間の経過しているプラッツ、ファンカーゴ、bBがどうなるか気になっています。プラッツなんかどうなるのやら・・・
bBは今でも結構人気ですが、ファンカーゴも存在感ないし・・・

近いうちに、これら兄弟車も何らかの変化があることでしょう。