誠に滑稽。

松下の衣替え。2009年度モデルから順次替えていく様子。

パナソニックオーブンレンジ 五つ星ビストロ
パナソニック充電式掃除機 ダスパ
パナソニック電球形蛍光灯 パルックボール
パナソニックマッサージチェア モミモミ リアルプロ
パナソニックメンズシェーバー ラムダッシュ
パナソニックヘアードライヤー ナノケア
パナソニックエコキュート
パナソニックシステムキッチン リビングステーション*1
パナソニック住宅用火災警報機 けむり当番・ねつ当番
パナソニック全自動おそうじトイレ アラウーノ


考えてみれば、松下の商品ラインナップの広さって凄いよなぁ、と。これで「みんなうちじゅう何でもPanasonic♪」。





個人的に、一番似合わないと思ったのは、蛍光灯とドライヤーか。でも意外と、すんなり受け入れられそうな感じもする。そんなに抵抗はない。
問題は、「ナショナル」というブランドに絶対的信頼を寄せる中高年層をどう取り込むか。この世代は、むしろテレビとかDVDもナショナルのほうが・・・と思うくらいなので、この戦略は無謀では?と思う。


一応「若年層」に属す自分の場合、却って「パナソニック」のほうが、技術的でスタイリッシュ(?)なイメージが感じられるかな、と思ったが、信頼感と親しみやすさという点では、「ナショナル」のほうが良かった。でも、あの「なしょなるっ♪」のサウンドロゴも聴けなくなって、あの歌も「明るいパナソニック♪」になると思うと、ちょっと寂しいよね。松下幸之助さんが天国で泣いてる、気がする。

ちゃっかり気になったのは、2003年まで電工が出していた商品(ヘヤードライヤー、シェーバー、マッサージチェアーなど)、美容/健康家電は「ES774」などと、製品カテゴリーを示す英字と、品番である数字の間に棒線が入らない、電工系の品番表記だったのが、「ES-LA90」と、英字と品番の間に棒線が入る、いわば、松下電器系の品番表記になったこと。
松下電工(パナソニック電工)」は、設備系のみに集約したようで。設備系の一部は、未だに旧電工系の品番表記を踏襲しているし。


この戦略、吉と出るか凶と出るか。生まれ変わる松下、もといパナソニックを、温かく見守りたいと思う。

*1:んっ、エプソンリアプロジェクションテレビって何て商品名だっけ・・・?