嫌いな電気メーカーは?と聞かれると

自分の場合、ここの常連さんなら嫌なほどご存じだろうけれど、「光る」会社である。今回、そこの会社の井戸ポンプの交換依頼を受けた。

この前の、アラウーノのお客さん。トイレのほうは、その後も調子が良いらしく「水道代がずいぶん安くなりましたよ」と。カタログの数字に近い節水効果が出ている様子。



それは別に、そこの家の井戸ポンプが壊れたらしいんだが。約25年前の品物。T社製。父親曰く「同じメーカー同士なら配管に互換性がある筈だから・・・」と、T社の井戸ポンプを発注しようとした。

資料を見ていて唖然。何で配管の位置が違うのか、と。





どうやら、松下は、歴代の機種で配管の位置をしっかり合わせている模様。この辺、松下は本当に「判ってる」。T社は・・・

井戸ポンプ自体、地方でしか売れない品物だし、近頃は水質も悪いのか、すっかり売れないらしく、電機、家電系メーカーでは松下、東芝、日立、三菱、三洋のうち、松下は3月いっぱいで撤退、三洋も近いうちに辞めるっぽい。
三菱も撤退したようなもので、ポンプメーカーの「テラルキョクトウ」に事業を売却、現状、「Lenovo/IBM ThinkPad」の如く、ダブルネームで、三菱電機の販売ルートを使って売っている。
松下も同じく、テラルキョクトウに事業売却するらしい。ということは、全国のナショナルショップから「MITSUBISHI-TAKU」ブランドのポンプが販売されるのか・・・?



一番勢いがあるのは日立か。昔の「モーターの日立」ってイメージで売れるんだろうけど。



ちなみに、三菱のポンプのブランド名は「KEGON」。華厳の滝、である。流石、エアコンに「霧ヶ峰」とか、テレビに「高雄」、洗濯機に「千曲」と名付けた三菱らしい。