果たして・・・?

マツダデミオ」。本日発売。

個人的には、発売前からデザイン的に良いな、と思っていたが。ダウンサイジングして軽量化することで燃費と走りの両立、というコンセプトにも大いに共感できる。しかもMTの設定がある。でも何で値段が一緒・・・?まさかマツダダイハツ級の殿様商売を始めたのか、地獄のくせに・・・と、実は隠れマツダファンの自分としては、ちょっと悲しくなった。

しかし、よく見てみるとかなり安い。マツダは逆に、CVT車、AT車の価格をMT車並にしたみたいで。これは大いに結構な話。とは言いつつ、一般消費者がどれだけこんなことを気にするかは疑問だが。





デザインは総じて良いが、実用的な箱だった先代、先々代から比べると、実用志向からスタイリッシュ志向に転向した点。んっ、これってフェスティバじゃないか。と言っても、フェスティバは北米市場を狙って「セクレタリー・クーペ」になったわけで、その点、デミオとの違い。
随所に歴代マツダ車のニュアンスが感じられて、その点ではマツダらしい、とは言え、ヴィッツっぽいよなぁ、とか、プジョー207って何だっけ?という印象はあるし、イメージカラーの緑色は、「ランティス」の緑色というよりも、現行ヴィッツのデビュー当初からわずか10ヶ月で廃止になった「グリーンマイカメタリック」そのもの。厳密に言うと、デミオのほうが黄緑っぽいが。いや違う、こりゃあ、サバンナRX-7(SA22C)発売当初のイメージカラーの緑、あれの再来だ。アマガエル、もとい、マッハグリーン。
自分的に、ヴィッツのあの緑色は結構好きだったので、今回のデミオの緑も悪くないな、と思う。造詣も、ヴィッツより圧倒的に安定感があるように感じるし。



おそらく年内にフィットもフルチェンジするであろうし、激戦セグメントでどれだけ奮闘することか。