トヨタ自動車、トヨタ販売会社に対する個人的見解

うちの車の件もあって、「バブル生まれ」はさぞアンチトヨタになったんだろうな、とお思いの読者の方もいるであろう。しかし自分自身、「トヨタ自動車」という会社に対する印象はそれほど悪くなっていなかったりもするわけで。

実際、車自体は、使い勝手も整備性もよく考えられているし、あのディーゼルを日本に持ってきてくれただけでも大万歳。以前のトヨタ車で気になったシートなども問題なく*1、その点、日産車よりずっと良いと思う。

でも、販売会社はまったくもって駄目。営業マンは頑張りが感じられたんだけど、店長とかメカニックのほうは全然。ナビのトラブルだって、「まさかトヨタお得意の偽整備士?」と思ってしまったし、商売人が客に聞く口じゃない、としか思えぬ発言を何度もしたようで。

その辺は単なる当たり外れなわけで、むしろ、初代Y10(ADワゴン1700ディーゼル)を購入した日産店よりはよほど良いっぽい。



自分で治したり弄ったりして、足車として乗る、という場合、トヨタ車は結構良いと思う。何せ整備性(=量産性向上=品質向上→結果的に低コスト)が良く、ちょっと触れる度に工夫が感じられる辺り。
ホンダ車、スバル車となると、この辺は全然駄目。特にホンダの内装。オーディオの交換ひとつとっても「意図的にこういう設計してるのか?」と思わせる部分が多々ある。我が親父に言わせれば「そんなの、ユーザーとかその辺の整備工場にできなくさせて、自社系のディーラーを潤わせるためだ」とのことで。

*1:というかタウンエースの場合、どうしても運転席の下にエンジンがある分シートが厚くできない、ボンネット代わりなので大きくできない、というリスクもあるわけで、そこで「トヨタ車はシートの出来が悪い!」と叩くことはできないが。何となく駐車場に置いてあるボンゴやデリカを覗いてみたら、そんなにシートのサイズも違わなさそうだったし。