ふたりの関係は?

昨日書こうと思っていたが。日産「ピノ」そして、スズキ「ランディ」。


個人的に、嫌いな自動車メーカーを一社挙げよ、と言われたら、スズキを挙げるんだが。理由としては、あまりに華奢な造りの実車。全てにおいて安っぽく、不安感漂う質感。これは実に許せない。軽ともなると各社似たような質感だとは思うけど、とりわけ、スズキは嫌い。

日産も墜ちたもので、今や軽のお陰で販売会社が維持できているような状況。そりゃあ、スズキにとっても三菱にとっても工場の稼働率を上げてくれている有り難い存在なわけだけど、「日産」というブランド、そんなに低レベルになったのか?と。

メーカー的には、「軽自動車」である「アルト、キャリイ、フロンテ」のイメージしかないスズキと、「フェアレディZスカイライン、セドリック」のように、「スポーツカー」「中上級車」のイメージがある「日産」ブランドのほうが上級感もあるわけで、ユーザー的にも、スズキ、よりは日産のほうが安心であろう。気分的に。


オッティ、モコ、クリッパーでカバーできなかったユーザー層をピノでカバー、という目論みだと思うが、まぁ、それなりな成功は収めそうな気がする。



そして、スズキのセレナ、こと、ランディ。名前からして、一応、「エブリイランディ」の後継車、という狙いでもあろう。3列シートのミニバン、という点くらいしか通じないが。噂によると、商標登録や看板の張り替えを渋って「ランディ」にしたとか・・・?

個人的には、注目株だった。ダイハツ「アルティス」並の希少車になるか、と思っていたわけで。しかし実際、月販目標700台、と案外多い数字な上、CMまで打つみたいで。でも、そんなに売れるとは・・・思えない。
スズキに言わせれば「OEMのくせに『日産の軽』なんて宣うなよ。じゃあ俺も『スズキの8人乗り』って名乗っちゃおうかな?」とでも思っているのかも知れない。