やっぱり辛いかな。

うちで以前使っていた松下の店舗用掃除機。今から12年程度前の機種で、数年前に入手したもの。一応当時、店舗用、としては最高機種だったもので、「業務用」に近いホースや床ブラシなど、強化されている。


部屋の掃除に使ってみたが、まず、排気が臭いのが気になった。最近使ってる三菱のサイクロン、この点は優れてると見て良いか。
吸引力は抜群で、今まで三菱のサイクロンでいくらやっても取れなくて、諦めかけていた埃が普通に取れたのには驚いた。音も静か。シンプルな造りの床ブラシも使いやすい。
ただし、本体の重さ、大きさと、床ブラシによる床の傷が気になった。床の傷は掃除機の当て方が原因だが。あと、ホースの取り回しも若干悪い。この点は、広いスペースを想定して作られた業務用であるが故、仕方がない。



それなりに良さはあるし、自分的には好きなんだけど、やっぱり、あそこの家にこれを勧めるのはちょっと微妙かも知れない。何せ、普段お掃除をされるあそこのうちの奥さんは、もう70近いっぽいし、腰も曲がってるし、日本人女性らしい小柄な体格。そういう人に、こんなに大きくて重い掃除機を使ってもらうとなると、あんまり宜しくない。そりゃあドイツ製の掃除機よりは小さくて軽いけど。


それに、あの通販カタログに載っていた言葉を期待しているのであれば、排気がきれい、というのも気にしているのかもしれない。そんな相手に、ああいう掃除機を売って、不満が出ない筈がない。
父の場合「昔ながらのが一番良い」「経済的だし故障が出ない」「業務用の紙パック式なんて聞いたことがない」と、布フィルター式を勧める気でいるみたいだが。流石にこれはマズすぎる。


じゃあ家庭用の小さくて軽くて排気が綺麗な奴にすれば良いじゃないか、と言えばそうなんだけど、最近の奴の場合、どうせ設計寿命は3〜5年だろうし、後で「こんな壊れるものを売りつけやがって」とでも言われたら、たまらない。それに、相手はドイツ製のが良い、と言っている。
Electrolux by TOSHIBA」が残っていればそれを勧めてたんだが、それもないし。


とりあえず明日、時間があれば業務用のカタログを持って行く予定だが、どうなることやら。