辞めたからできること。

何となく、競合他店に寄る機会があったので、見てみた。


某、茨城県を拠点とするチェーン店舗。関東近辺に出店している。かつては結構な事業展開規模を誇っていたと思うが。今はイオン系・・・?


青果の商品を見て、唖然とした。あそこの店よりは高いと言えば高いんだけど、店内の照明は明るいし、清潔。売り場は、無駄のない陳列で見易く、判りやすい。



そして、カット品やパック品が少ないのが気になった。あそこの場合、バラで売れない*1商品は袋詰めにして売って*2、それでも売れなかったらカットにしてたんだが、ここの場合、そういうことはしていないのかも知れない。


また、数少ないカット品のキャベツ。あそこの店は、腐った奴とか店頭で売れなくなった奴は剥いたり、腐った部分を切ってカット品として売ってたから、カットの奴は異様に小さく、軽く、白かった。変な切れ目が入ってるのは、腐った部位を切った跡。
ここの場合、カットの奴も青いし、大きくて重い。変な切れ目も入ってない。店頭で売れなくなった奴をパックしているわけではない、という、証拠。



他に、店内の照明が気になった。あそこの店の場合、店内はちょっと暗くて、商品の上には、ピンク色のスポットライト*3。が煌々と商品を照らしていたんだが、ここの店の場合、白熱電球のスポットと昼白色の蛍光灯のみ。
わざわざネオジウムで照らす必要がない、ってことか。そのせいか、店内は明るく清潔感のある雰囲気で好感が持てる。



やっぱ、あの店、異常だったんだね。そう思った。

スローガン

あの店、の奴。今更斬る。

  • 健康・グルメ・快適生活

あんな商品で健康を害さないのかな。品揃えもいまいちで、グルメではなかった。「快適生活」これはお客さん次第かと。

  • 大漁・賑わい・鮮度

海が近い九十九里だから、ということで、「大漁」。だが実際、鮮魚の品揃えはえらく貧弱で、母親は「あそこの鮮魚は駄目」と言っていた。しかも高くて鮮度も悪いとか。

賑わい、は、微妙かな。お客さんが多い、ということか。従業員の「いらっしゃいませ」の声は、まあ良い部類かと。でも、あんなやり方で、お客様に感謝、もないな。



鮮度、は言うまでもない。

*1:=鮮度が悪い奴。お客さんは正直よ。悪い奴は弾いてるもん。

*2:袋に入れちゃえば見えにくいし、判りにくいでしょ。お客さんだって、クレーム付けるのは面倒だから、諦めちゃう。

*3:ネオジウムハロゲン電球とか、ネオピュア電球とか、そういう品名の商品。ピンクの光で、新鮮っぽく、イキイキとした色に見えるらしい。