伊奈っていいな?

あまり入ることのない建物の便所に入った。


個室を軽く眺めると、コメットさんが鎮座しておられるわけですね。ロゴまで見なかったが。


小便器を見ると、こいつはTOTOU23相当なわけだが、サナの形状がちょっと違う。ついでに、プッシュ式のFVの形状がINAXっぽい。使用後に見てみると、ina印なわけですよ。後で確認すると、小便器のトラップにも「ina」、手洗い場の蛇口*1にも「ina」。


なるほど。内○屋工務店の仕業か。



最近はina印に恐怖を抱くどころか、「うちの便所にサニタリーナ63かシャワートイレDIIがあればなぁ」とすら思うほどだが。


そういえば、日本最強の温水タンク容量と温水流量を誇ったアメージュM脱臭シャワートイレ、なくなっちゃったみたいで。だと、最強は何だろう。
確か、TOTO最強はウォシュレットG。こいつは健在。うちのカスカディーナにも付けられるし、かなり惹かれてたり。斜め吐水でソフトな洗浄感の多いTOTOウォシュレットだが、ちょっと前の、結構大容量なタンクを備えている機種は好感が持てた記憶が。アプリコットCは嫌だけど。先代Sは水圧もそこそこだし、まあまあ。もうちょっと水流が太いと嬉しい。で、平成7年〜10年のSは湯量もそこそこで、結構良かった。
他は、松下のビューティ・トワレ。当たり心地は絶妙だったけど弱くて駄目だった。
INAXの場合、Kシリーズと1000シリーズの機種に使用経験あり。どちらも豪快かつパワフルな洗浄で満足のいくものだった。ただし、水勢ツマミを弱くすると出ない水圧式ノズルや、全然動かないワイド洗浄など、細部が荒削りな印象。



アメージュM、見た目もなかなか風格があったし、サニタリーナ63とかシャワートイレDIIの直系の後継機だし。一番評価が高かったのは、排水芯120mm、すなわちカスカディーナ交換対応のアメージュリトイレの設定があった点。
あの淵は御免だが。けど、TOTOがわざわざカスカ対応のリモデル便器を出すとは思えないし。床をやり替えて、TOTOの便器に替えたいね。便座はINAXのKエクストラとか、PASSOのタンク式か、ウォシュレットGBで。
確か、電機メーカー製の温水洗浄便座に比べて、住設メーカー製の便座は設計上の「寿命」が長く、丈夫に作ってあったと記憶。価格は確かに高いが。これは「家電」と「設備」という概念の違いかな。

ただ、TOTOのKシリーズや、INAXのRZ系は微妙な所だな。どうなんだろ。



何か、温水洗浄トイレの話題になったが。


うちの学校*2にも伊奈印があったようで。
ちなみに、水栓金具から昭和51年〜60年施工と断定できたが、誘導灯による断定で、さらに「昭和51年〜57年」と絞り込めた。


余談だが、inaina打ちまくってるせいで、ATOK2006が覚えてくれたみたい。「いな」って打ったら、「ina」と返してくれるようになった。

他にも「とーとー」「いなっくす」は出る。ATOK11のときは「いなっくす」しか出なかったんだが。

*1:ちなみに、これは普通な色ビスの三角ハンドル。昭和51年以前の伊奈の水栓金具は、ハンドルの固定ネジが下側にあり、上から見るとフラットな造形になっている。これにより、この便所は昭和51年〜60年に設置されたと断定。

*2:あんまりこういう言い方はしたくないが、事実だから仕方がない。