代車生活、開始。

多分BEタイヤのチューブは取り寄せになると思うし、何カ所か壊した部品も買いたいから、取り寄せには1週間程度かかる筈。仮に1週間かかったとして、電車代が片道230円、バス代が420円。合計して、650円。片道だから、一日は2倍して、1,300円。それに5をかけて、1週間、自転車なしで通学したとしたら、6,500円かかるってわけ。

朝の時間も現在と比較して30分早く家を出なくてはならないし、待ち時間もかかる。それに、6,500円もかかるから・・・

7,980円だったか、そのくらいの金額の自転車を買うことにした。



買った。中国製の奴。よくある銀色のママチャリ。普通の学生さんが乗ってる感じだね。
「同じ26インチの変速なしなら大差ないだろう・・・」と思った俺が馬鹿だった。

量販店の店員は教育不足にもホドがあるぞ。これなら、少し高くてもプレミアム*1な店に行きたいね。
カゴの中に、変なナットが入ってたし。外れてる所は見つからないが。まさか、テレビでやってる「BAA」のCMみたいなことになったりして。



乗った。
第一印象は怖っ!だ。終始不安定な、フラフラとした乗り味。今まで実用車で何の抵抗もなく走っていた砂利道を走ると、ハンドルは取られるし、転倒しそうになる。
また、その怖さを助長している要素として、フワッフワの、なかなかポジションが定まらないサドルもある。実用車の革サドルはガッチガチだけど、1年近く乗ってるだけに尻に馴染んでいて、快適そのもの。それとは全く違い、疲れる。そして乗り心地自体もフワフワ。フワフワだから快適なんじゃないの?と思うかも知れないけど、全然。柔らかすぎて、乗ってて酔いそうになった。

ついでに、軽い=速い、なんて思いこんではならない。実用車の方が出足がいいし、速いですから。ギア比のせいかな。それに、実用車はスピードを出しても全然怖くない。


友人曰く「お前のチャリ(実用車)はチャリドリしにくい」そうだが、これ、要するに安定性があるからドリフトしなくて済むってことで、実用車は限界点が高いということだと思うんだが。


1年前に実用車を納車して、初めて乗ったときの印象は「しっかりした乗り味だなぁ。」という感じだったんだが、今回はその逆。そんな軽快車でも、10kmも走ると慣れてきて「こんなもんかな。」「下駄代わりに使うなら安くていいや」という印象に。でも、あの軽快車積極的に10km以上走る気にはなれませんから。
実用車だと、どこまでも遠くへ走っていきたくなるような気分になれるんだけどね。


そんな軽快車が、実用車に勝っている数少ない点は、ブレーキの音。実用車はえらく煩いんだけど、こっちは静か。あと、前にカゴが付いてるから便利。



途中で、年代物の実用車(丸石だと思う)に乗ったお爺さんを見掛けて「あーいいなぁ。」って思っちゃった。早くレギュラーを直さなくては。


実用車が帰ってきたら、この自転車は近場専用の足*2にするか、ステップ付けてカゴ外して荷台上げて「よくある仕様」にするか、保管して実用車の故障に備えるか。
ひょっとしたら、父親が現場での移動用に・・・使わないか。



ってか、購入店にメールを・・・

*1:トヨタが、レクサスを語るときにやたらと使ってる文句。俺としては嫌いな言葉に近いが。

*2:バイトが決まったら、それ専用に乗る。