久々に消耗品以外を購入。

ここ最近に買ったものは、シャープ芯とか糊とか、消耗品ばっかりだった。シャープペンを買ったのは何ヶ月ぶりかな。
買ったのはソニプラ。近所では買えないものを。

赤輪の真実。


rotring Tikky II 0.5


ドイツ製のシャープペンは過去にファーバーカステルprontoを買っただけ。ステッドラーの925系はステッドラーの日本法人が製造したもので、ドイツのステッドラーが作っている製品ではない。
ロットリングのTikkyはネット上で評判が良かったので、いつかは欲しいと思っていた。色は白。前から白いシャープペンが欲しかったもので。これまでに使ってきたのが黒ばっかりで飽きたから。店頭にはパール調の青と黄色もあって、どっちも綺麗な色だったんだけど、このデザインには白が合うような気がした。ちなみに、350円だった。


デザインは実にシンプル。グリップのウネウネが個性的だけど、全体的には直線基調で、パキッと纏まってる。それ故に飽きが来ず、長く親しめそうな感じがする。また、メッキの配し方が絶妙で、真ん中の赤い輪とともに、デザインを巧く引き締めてる。
赤い輪は、ロットリングの象徴。BMWのキドニーグリルのようなもの。「rotring」という言葉は、「赤い輪」という意味。


重心の位置は中心から若干下寄り。長いスリーブとともに、このシャープペンが「製図用」として設計されたものであるということを伺わせる。製図用に慣れた自分にとっては、非常に使いやすい重心の位置。ウネウネのグリップも快適。

過去に使ってきたprontoも925 35もメカの出来がいまいちで、「ドイツのシャープペンはメカが・・・」と思ってきたけど、このTikkyIIは、そこそこしっかりしてると思った。むしろ、出来はS3より良いんじゃないの?というくらい。ノックの感触はすごく重いけど、重厚。「カチッ」という感触が気持ちいい。

明日、最前線に投入してみる予定。

青。


STAEDTLER triplus gel-liner


ステッドラーのイメージカラーは、ロットリングの赤に反して青。Mars Plasticとかもそうだよね。
前々から興味があったので購入。150円。太さは0.3らしいが・・・実際に書いてみると0.5並みに太い。欧米はアルファベットの文化があって、必要性があまりないために細いペンが発達せず、日本は逆に漢字というものがあるために細いペンが発達したわけだが。
ちなみに、日本では「太すぎる」と言われ、あまり売れなかった0.6mmの水性ボールペン「ボールぺんてる」は、欧米では丁度良かったために大ヒットしたことがあった。


書き心地は良い。過去に触れた水性ゲルインキでは、一番滑らかかも。国産で言うと、「ハイブリッド」に近い。黒の発色も良い。ただ、インクの乾きがちょっと遅いのが玉に瑕。

書き心地はいいんだけど、何故か、ペンを垂直に立てて書くと変な音がして、感触も悪い。不良品っぽいから店で交換したい・・・んだけどできないから、ステッドラーに連絡した。


デザインはいいと思う。ダークっぽいシルバーの軸にストライプの模様が入ってるけど、これがちょっぴり未来的で、カッコイイ。三角形の軸も非常に握りやすく、机の上で転がりにくいので良い。ただ、キャップがちょっとはめにくい。


ちなみに今回の写真は夕日の下で撮影したので、こういう色だったりする。