スズキ シボレーオプトラ

最近、テレビを見ているとこいつのCMをかなりやっているので・・・
ええ、CMを見たときには「何だ？この5年前の国産車のようなデザインは？」と思いましたよ。
しかも、スズキとシボレーの合作って、例えばシボレークルーズやシボレーMW(ワゴンRソリオにシボレーのマークが付いた無意味なモデル)がありますが、どれも超不人気。売れた試しがありません。
CMではワゴンが出ていたのでワゴンだけかと思っていましたが、セダンもあったんですね。
調べてみましたが、韓国製とのこと。でもかなり日本車っぽいです。あと、デザインはピニンファリーナのようですが、これって嘘じゃないですか？あんな5年前の国産車のようなデザインを、ピニンファリーナがするとは思えません。
かつて、スズキはフロンテクーペとスズライト・キャリィをジウジアーロにデザインさせて、それをスズキが大幅にいじって台無しにしたことがありましたが、そういうことでもやったのかな。

それ以上に私が驚いたのは「販売目標:1,200台/年」。
月1,200台なら結構な人気車種です。販売ランキングの20位くらいになると思います。しかし、スズキの普通車がそうなるとは思えません。「年」なのです。年。年1,200台・・・月100台という、車格や価格の割に少ない販売目標です。まさに「生まれながらのマイナー車」ですね。センチュリーやプレジデントが月50台前後の目標台数ですから、いかに売る気がないかがお分かり頂けるかと思います。

あと、価格が異様に安いです。値段だけで選ぶ人には最高の選択肢ではないでしょうか。トヨタだったら、これと同等の排気量・サイズの車に200万以上のプライスタグをつけますよ。これを売りにしたら、スズキのことだから意外と人気になったりして。

マイナー度といい、ダサいデザインといい、価格といい、文句なしです。
うーん、気に入りました。