替えようと思います。


Fです。FOMAです。カメラ付きですよ。



でもね、18の分際でらくらくホンを使う気にはならないので。これは父親用。1年半前にN901iSを与えてみたものの、操作が全然違う、と、全然使っていなかったわけで。
父の現用機は、F671i。ムーバの「らくらくホンII」。決して「らくらく」だから購入したのではなく、蓋(フリップ)が付いているから、という点で。これを買った2001年当時は、すでに折りたたみ式も出回っていたものの、父は「液晶のフレキケーブルが切れる」という、何とも電気屋らしい理由*1で、F671iに。

何気にメールも使ってるし、それなりに使いこなしているんだけど、やっぱりカメラ付きが欲しい、と。それなら、同じFのらくらくホンなら操作に違和感もないし、FOMAらくらくホンだったらカメラも付いているので、自分からプレゼント、ということで。
型遅れで値段も安く、余っているMiniSDカードが使えて、今でも不自由しない程度の仕様、ということで、F882iES。どうも、ヤ○オクの利用者層とらくらくホンの購入層が完全に一致しないようで、非常に安かった。しかも程度極上。お得感マックス。

一応、自分のFOMAカードを入れて動作確認。使ってみた印象。

  • 画面/UI

非常に「らくらく」仕様(笑 で、普通の携帯とは別物。大きな文字のメニューな上「新規メール作成」ではなくて「メールを使う」「メールを作る」という表現。自分には全然使いこなせない。ついでに、カーソルが大きすぎて使いずらい。
気に入った点は、キーの大きさ。メールが非常に打ちやすい(笑)。あと、液晶もくっきりとしていて見易いし、フォントも綺麗。白黒のサブディスプレイも良い。


また、プリインストールの着メロに「世界の車窓から」のテーマ曲が入っているのは、流石富士通。日立の端末に「この木何の木」が入っていたりするけれど、これにはびっくり。

  • 変換

やっぱりFなので、載っているのはATOK。「えいと」で、最初の候補に「ATOK」が出てくる。お陰で変換は素晴らしく賢い。
予測は過剰でなく、邪魔にならない範囲。ただし、ATOK自慢の方言変換のおかげで、自分が使わないような方言が出てくる。地域設定ができるようにしてほしい。

  • レスポンス

FのFOMA。発売時期から想像するに、F902iS辺りがベースか・・・? OSはSymbianらしい。
時々微妙にもっさり感があるものの、画面構成がシンプルなお陰か、レスポンスは基本的に軽快。キーにはしっかり追随するし、データの表示展開も遅くない。
SDの読み込み、データのサムネイル表示は、SH902iSよりものすごく速い。正直、自分が使おうかと思ったくらい(汗

  • カメラ

130万画素固定焦点。良くも悪くもないが、らくらくホンなので、変に手ブレ補正とかオートフォーカスを奢るより、このほうが、撮りやすく使いやすいのではないかと思う。「携帯電話のカメラ」として、ベストな仕様とも言える。

  • 総評

やっぱり「らくらくホン」は、ちょっと特別な世界のようで。普通の携帯も見習うべき部分もあるが、普通の携帯と同一視してはいけない、唯一無二の存在なんだな、と、今回特に思った。機械は苦手、という方向け。

今回、色に関しては父から「赤やピンク以外なら何でも良い」との指示を受けたので、適当に選んだらこれだったわけで。近日中に更新予定の自分の携帯として候補に入っていた、SO905iシャンパンベージュは、これと色が被るので、候補から落ちた。
しかし、ATOKは予想以上に賢く、とても気に入ったので、D905iが再浮上。Fも選択肢に入れるべきか。

*1:何しろ、これの例えに「ジョグシャトルが付いてた頃のビデオ」を出して、松下のFS70とかはよく切れた、と・・・