意外なる原因。

先日の、米国製スタンドの顧客のもとへ。
電球の初期不良で早期劣化、かと思いきや、実は全然違う原因だった。


図示しないと難しいんだが、ソケット側の受けネジが日本製のものよりかなり深い位置にあって、電球を締め付けていくとソケットに口金付近が干渉し、締め付ければ締め付けるほど電球に傷が入り、ヒビが入り、フィラメントがすぐ切れる、という。
電球の不良、ということになって、某有名メーカーM社との示談にも入っていたんだが、結局、器具。日本製ならあり得ない話だが。


結果、ソケット底のバネを延ばし、電球を干渉しない程度に緩く締めて対応。終わるかと思った、が。



顧客曰く「何だ電球なんだ。青にして欲しいんだよね」と。で、3年ほど前の液晶テレビやDVDレコーダーの自慢話を聞かされた挙げ句、青で調光できるように、と、青色のカラー電球を入れることになった。ついでに、ソケットの干渉対策としてアダプターも発注。
本来は看板照明とか演出照明に用いる電球だが。って、これも演出照明の類か。個人的には、そんなラブホみたいな照明でいいんですか?と言いたくなったが、あくまでそれでも「お客様の意見」であることに変わりなく、普通の白熱電球の代金はしっかり頂戴できたので、さして問題はないs。