至高の高級感。

千葉駅近くのドレミファクラブだ。2階のトイレは、洋式のみ。やはりカラオケ店、という場所にこのようなトイレは良くないようで、大変汚い。また、悪戯にも遭っているようで。


だが、その洋式がタダモノじゃない。



CS406*1、なわけで。



他の機器類から察するに、この建物は90年代半ば頃に作られた、あるいは改装されたものではないかと思うが、バブルの余韻かな。こんな所にワンピース便器とは。

しかし可哀想なことに悪戯に遭っているようで、扉の鍵は破損、手洗器(小型のカウンター内蔵の奴)もガタガタ、そして、便器自体は#SB4ハーベストブルー*2なのにタンク蓋だけ#SC1パステルアイボリーだったりと、悲惨な状況。


それでもやはり、かつてのTOTOの最上級便器*3。高級感は健在。洗浄音、はっきり言って「無音」に等しいんですが。ゼット孔からの噴水が渦を描くように流れていくみたい。音は、給水の「シュー」と、サイホン時の「ゴボッ」だけ。この音自体、かなり押さえ込んである。

でもやっぱり、これからの時代は沙汰されていくのではないかと思う。何せ、ネオレスト等と比較すると10Lも多い水量で流しているわけだし。

*1:CS406P、CS406B、CS406BP等かも知れないが、狭く汚い個室だったためよく見られなかった。

*2:偶然扉が開いていたが、女性用も同じ機器ながら若干個室が広く、機器類の色はファンシーローズらしき色で統一されていた。

*3:昭和58年に「エクセルシア」が登場するまでは。かつてのウォシュレットのCMでは、C406にG/GII/GIII/GXを装着した映像が登場していた。