こういうフルチェンもあるわけで。

ホンダのライトバン「パートナー」。つい先日までは、いわゆる「ミラクシビック」がベースのモデルを売っていた。というか、シビックのワゴン「オルティア」がベースだったんだが。
このオルティアもマイナーな車種で。特に最後期のモデルは全く走ってない。当時はワゴンブームだったし、どうせなら「シビックエステート」という名前の方が売れたと思うんだが。



ライトバンの世界はトヨタと日産の独壇場で、次いで三菱。ホンダは比較的マイナーなんだが、それでも、気を付けてみてみるとそれなりに見かけたりする。少なくとも、マツダのファミリアバン(日産のOEM)よりは多いかな。

今度の奴は、まんま「エアウェイブバン」ですよ。そうとしか言えない。


今、トヨタライトバンは専用車(プロボックス・サクシード)になり、日産も型遅れなY11を継続生産しているから、こういう「乗用車と共通な商用車」は最近少なくなったけど。鉄ホイールに黒バンパー。うちのY10を彷彿とさせるものがある。

ただ、エアウェイブの部品を多く共用しているせいか、インテリアは乗用車的だね。質感はクラストップレベルだったりして。


デザイン的には・・・悪い。特にテール。ガーニッシュを取っただけでここまで醜くなるとは。



ただ、メカは相当「やる気」なわけで。何と言っても、クラス初の5AT採用。
多分、「CVTだと信頼性が怪しい*1し、4ATだと燃費が・・・」ってことで採用したんだろうな。マニュアルは需要が少ないから設定しなかったのか。

それにしたって、5ATという「初物」を抱えてるから、信頼性とか耐久性は他社のライトバンに劣るような気がする。



数的には、先代のパートナーと同じくらい出ると見た。

*1:故に、手荒く扱われ、走行距離も多い商用車に搭載するとクレームの嵐、ということが懸念される。