入力デバイスなわけで。
- Microsoft IntelliMouse
初代の奴じゃないかと思う。外見の程度は悪いが、あんまり使い込んだ雰囲気じゃなかった。Gateway向けにOEMされたモデルのようで、「牛柄の箱」マークが付いてる。
「確か、MSインテリマウスって評判良かったし、新品は結構したよなぁ」と思って、購入。300円。
例によって、ガワを剥いで前バラ洗浄。やっぱり、手に触れるものはきれいにしたい。できれば新品が欲しいが。
使ってみると動作は問題なし。例の「ナスビ」形状は、ちょっと手に馴染まない感じがするが、「慣れ」のような気がする。IntelliPointというソフトを入れたら、Windows95のほうでホイールが使えるようになった。嬉しい。
- 日立のマークが付いたキーボード。
これもWindows95のパソで使うことを考えて。
今年4月から使ってるFMV-KB312のキータッチはまぁ満足していたし、音も静かで疲れにくかったから、8ヶ月の間、「浮気」せずに使い続けた。しかし、昨日突然、キーを押し込んだときに「ガリッ」という感触を感じるようになった。
タッチも重くなり、非常に気持ちが悪い。8ヶ月の間、この「現代日記」を中心に使い込んだため、手垢が貯まってるし、テカってきてる。元々、程度極悪のジャンクを全バラ洗浄して使い始めた分だし、対してコストのかかってないモデルな割に10年落ちだし、ここで引退、ということにした。
新品で、ノンクリックメカニカルなキーボードを探そうかと思ったが、面倒だし高い。どうせジャンキーなWindows95マシンだから、ここもジャンクで。
ジャンクコーナー。キーボードはいつも、たくさんある。大抵、富士通かNECのパソコンに付属していた、あまり上質じゃないやつだが。
「FMV-KB322」という富士通のキーボードがあり、これはFMV-KB312の後継機種に当たるため、考えた。で、触ってみると程度もいまいちだし、タッチもいまいち好みじゃない。
もうひとつ、NECのビジネスパソコンに付属していたと思われる、中国製のキーボード。拙者が現在愛用しているIBMの5576-B05と同じ品物だが、これはIBM向けに上質な作りになっていたようで、NECものは全く駄目。
その他にもCOMPAQとかGatewayのキーボードがあったが、どれも好みに合わず。
結果、最も好印象だった、日立のマークが付いたキーボードにした。これ、年数的には平成8年製でコストダウンが顕著なんだけど、メンブレンな割にゴムの「ぶにゅっ」という感触がなく、メカニカルスイッチみたいに「スコン」と入るし、軽くて滑らか。「おっ、これは結構いいかも知れない」と、決めた。しかも安い。300円。程度はいまいちだが、使い込まれた感じはしない。
現在、バラして洗って、乾くのを待ってる。
これ、ミネベア製だったのね。これとぴったり同じ。で、日立の他にも東芝とかに供給されていたらしい。中を見ると、年式の割にコストのかかった作りになってる。富士通のやつとは、キーの剛性感が比較にならない。
「キー表面の触感が良い」という評判が多いが、これ、5576-B05と同じ様な仕上げになってるわけで。個人的にこの仕上げ、好きだな。うちのワープロでも、松下のU1J70と、日立のBF-240がこの仕上げ。
やっぱりメンブレンということもあって劣化は早そうだけど、良いキーボードに出会ったみたい。