わっはっは。
最近の場合、朝6時に起きてシャワーを浴びて、7時に家を出てチャリンコで1時間後、学校に着。学校、3時半から部活、6時に学校を出てチャリンコ、で、家に帰ったらバタンキュー、という調子が多く、ここの更新もかなり疎かになってきてる。実に悪いことだ。
で、この日に書く予定だった「日記性の低い」記事は翌日に延期。
電話が鳴った。
部活中に、バイブ。見覚えのない電話番号。「043・・・千葉市？」と思い、出た。
「すみません。こちらインターホンのメーカーのアイホンなんですが・・・」「先日ホームページの方からカタログのご請求を頂きましたが、お名前の欄が空欄になっていたようで・・・お名前を教えていただけますか？」
まさか空欄で送っちゃったとは。俺、馬鹿だ。一応、名前を伝えた。
しかし「アイホン」の場合「インターホン」という、微妙な位置づけの商品の専門メーカーであるが故、こういうふうに「インターホンのメーカーのアイホン」と言わなくてはならないようで。「ナショナル」「東芝」「日立」とかならお客さんも知ってるし、説明も楽だけど、「アイホン」「オーデリック」「マスプロ電工」「未来工業」「神保電器」等となると、伝えにくい。どのメーカーもかなりのシェアを持ってるし、我々業界内の人間にとっては大定番のメーカーなんだが。専門、専業メーカーであるが故、製品ラインナップもかなり豊富。
公団ではアイホンのインターホンがかなり使われてるし、オーデリックの照明器具は、関東地方の照明器具専門メーカーでは最上位のシェアを持っていた筈。配線接続部に赤い蓋が付いたアンテナはマスプロ製。よく見かけるべ？
「未来工業」は、まさに、電気工事の世界の「縁の下の力持ち」とも言えるメーカーで、電線管、スイッチボックス、モール等、こまごまとした、それも、見えない、気づかない部分の資材の専門メーカー。工具も結構出してる。
時々散見される「JIMBO」マークの入ったスイッチ、コンセント。松下に次いで、くらいのシェアじゃないかな。大正時代から続く、歴史ある配線器具専門メーカー。
そりゃあ、田舎のオッチャンがパソコン関係の「ヒューレット・パッカード」「バッファロー」「ナナオ」等を知っている筈がないわけで、NEC、と言ってもおそらく、テレビやラジオのような通信機器に長けている電機メーカー、というイメージだろう。
それはともかく、この日、松下電器のインターホン、日立の洗浄便座「ファミレット」、東芝の洗浄便座「クリーンウォッシュ」のカタログが到着した。空欄、の関係上アイホンが少々遅れる。
松下の場合、インターホンには力を入れているようで、最新版のカタログ。東芝の洗浄便座も最近はかなり売れてるみたい。かつては松下電器「ビューティ・トワレ」のOEM品で地味だったんだが。とは言いつつ韓国製だし、薄っぺらなカタログで売りにくい。安いけど。基本的には、街の電気屋が工事して売る、というよりも、量販店で売って客が自分で付ける、という形態を意識したのか。あの値段なら、量販店で買った顧客の多くが、2〜3年持てば十分、と思うだろうし。
とは言え、あそこの寺となると自分で付ける、ということはまずない。いくら「簡単ですよ」「難しくないですよ」と勧めても、無理。何せ、「エアコンの電源が入らない」ということで行ってみたらプラグが抜けてた、とか、「テレビのリモコンが効かない」ということで行ったら電池が古かった、とかで電話をよこす*1わけで。それ故に、トラブルの出そうな品は売りたくない。
一番驚いたのは日立の洗浄便座。新機種も出てないし、「お掃除ラクラク」みたいなことを売りにしているけどそれほどでもないし、高くなりそうだし、見た目も垢抜けてない。それに、カタログが刷新されていないのか「2004年11月版」が最新版な模様。これじゃあお客さんの所に持って行けないよ。古い奴だと思われるし。
個人的に、インターホンの方は
パナソニック>アイホン>ナショナル>>>>>東芝
の優先順位、トイレの方は
松下一体型(トレス/エシェル)>松下ビューティ・トワレ=日立>>>>>東芝
の優先順位で売る気だったんだが。少なくとも東芝製品はあまり売るつもり、ない。
でもなぁ、正直ナショナルの便器は売りたくなかったりする。売り文句的には「『ナショナルの便器』ってあんまり聞きませんけど、節水は業界ナンバーワン、節電もかなりのものですよ。」とかか。
*1:しかも、午後9時とかになって「今すぐ来てよ」だ。あそこ、うちから結構距離があって、片道30分はかかるんだが。父の場合、これでもすぐに出向く。俺となると「すみません。明日朝一番でお伺いしますので・・・」だ。仮に俺が後を継いであそこの家から依頼を受けたら、1〜2回で依頼が来なくなるような気がする。
